Celebrity Index

 

Frank・Lloyd・Wright
(フランク・ロイド・ライト)

20世紀建築の3大巨匠のひとり(ちなみにあとの二人は、ル・コルビジェ、ミース・ファン・デル・ローエ)

アメリカの建築家で、グッケンハイム美術館、落水荘(カウフマン邸)、旧帝国ホテルなどが代表作として有名.

照明器具も多くデザインしており、照明も建築の一部であると考えていたことがよく分かるデザインとなっている.



 

Alvar・Aalto
(アルバ・アアルト)

フィンランドの建築家で、モダニズム建築の巨匠.建築だけでなく、家具や照明のデザインも手掛けている。

建築の代表作はパイミオのサナトリウム(結核療養所)やヴィープリ市立図書館など.

照明器具は、スリットから漏れる光の美しさが特徴.



 

Hans・Agne・Jakobsson
ハンス・アウネ・ヤコブソン

スウェーデンのデザイナーで、薄くスライスした木を用いたヤコブソンランプが有名

じっくりと自然乾燥させた北欧産のパイン(マツ)材を薄くスライスし、積層させるというデザインになっていて、その透過光は優しく温かみのある光に変わっている


紙を透過した光に似ているため、和の要素に通じるところがある(筆者感想)



 

Poul・Henningsen
ポールヘニングセン)

照明業界では知らない人がいないほど、著名なデンマークのデザイナー.

特に有名なPH5というペンダントライトは、緻密な光学設計によりまぶしさを感じさせない反射板の形状になっており、器具内部を赤や青に着色することで、人間の目の感度が弱い赤色光や青色光を強調している.

「正確でないフォルムに美は宿らない、美しくないフォルムは正確でない」という言葉の実践.



 

Achille・Castiglioni
(アキッレ・カスティリオーニ

イタリアのデザイナーで、建築や家具、プロダクトもデザインする現代イタリアデザインの巨匠.
イタリアのインダストリアルデザイン賞「コンパッソ・ドーロ」を何度も受賞しており、トリノ工科大学の建築学科で教えていたこともある.

照明デザインの分野では、ピエル・ジャコモ・カスティリオーニという兄弟とともに、フロス社の創設時からデザイン部門の責任者として参画し、代表的な照明器具をいくつも生み出している.



 

Ingo・Maurer
(インゴ・マウラー

世界で活躍するドイツのデザイナー 
自由な発想とはこのようなことをいうのかと思わせるくらい、いろいろな楽しいことを実現させている

 

電球の形をした照明器具(バルブ)を始めとして、シェードの形を自由に変えることのできる(ドン・キホーテ)、天井に張り巡らしたワイヤー(給電も兼ねる)に自由に照明を設置できるシステム(ヤ・ヤ・ホ)など常に新しさを追究している



 

Isamu・Noguchi
(イサム・ノグチ

日系アメリカ人の彫刻家
AKARIシリーズのような照明器具や家具、モエレ沼公園のようなランドスケープデザインも手掛けている

AKARI
シリーズは光の彫刻で、モエレ沼公園は大地の彫刻とのこと

彫刻家としての活躍は言うまでもなく素晴らしいものだが、アメリカと日本の狭間で自分のアイデンティティについて悩み、さらに戦争という過酷な運命に翻弄された生涯は、決して平坦なものではなかった.



 

住まいのあかり豆事典

住まいの照明計画に関するご相談をお待ちしています


Copyright 2006 Susumu Matsushita Architecture & Lighting Design Labo.: webmaster@matsushitas-lighting.com